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ダイレクト向飛車 ▲6五角~▲4三角成り~▲7五歩

direct-65kaku-43-75fu.png
ダイレクト向飛車必修の定跡▲6五角。
▲6五角~▲4三角成り~▲7五歩です。

管理者の実戦で一番多かった▲6五角の変化です。多い理由としては、その場で捻り出すと、この変化に行き着く気がします。▲5二馬~▲7五金をよく知らなくて、安全に見えると言うのもあるでしょう。

あと少数派で再度▲6五角から、歩を狙われることがあります。この場合は、△5二金左から、歩を取らせて、相手が普通の筋違い角になるだけです。これも一局だと思いますが、盛り上がって行って、多少指し易いと思っています。

勿論、どちらが良い悪いに直結するような局面ではないです。
△9四歩▲2五歩型ですが、羽生王位・王座と森内名人の間で行われた名人戦で、類似局面があります。
恐らくダイレクト向飛車で一番有名な一局ではないでしょうか。

実戦例:
2008/05/20 羽生善治王座・王将 vs 森内俊之名人 先手▲6五角~▲4三角成り~▲7五歩:後手ダイレクト~右玉
△9四歩▲2五歩の交換が入っているので、▲4三角成りに対して、△5二金右になっています。



手順説明


角を取り合い、自然に指しています。

この変化は、指し易いと個人的に思います。
△5四金が前述の名人戦で表れた一手で、攻防に味の良い手だと思います。金が離れるし違和感がありますが、居飛車に楽をさせない展開になり易いです。
△4二飛のバランスが良く、攻めと自陣への角打ちにも対応した形になります。

先手から攻める手段が無く、後手に攻めるか右玉にするかの選択権を与えることになります。
先手は▲4六歩か▲3六歩で、右辺の整備を図りたいですが、それは攻めの目標を作ることになりかねません。
仮にその二つの歩を突かなかった場合、△8二角~△3五歩のように、かなり無理矢理ですが、手はできそうです。

ここからは▲4六歩、▲3六歩の場合の攻め筋と、右玉にした場合の方針を三つに別けて考えていきます。



▲4六歩の変化


direct-65kaku-43-75fu-46fu.png
「角交換には5筋を突くな」と言いますし、▲4六歩は自然な一手です。
▲6五角を見送っても、一番多いのは▲4六歩です。角換わり腰掛銀のような形を目指すことになります。
後手の構えは考えようによっては、後手一手損角換わりの亜流の一種であるかもしれません。

攻め倒すつもりなら、この後手の構えがベストです。ここから本格的な右玉まで、まだまだ時間がかかりますし一手で堅くなるような手もないからです。

居飛車から考えると、羽生森内戦のように4六歩の補強が、相手の攻めを絶つ近道になります。

図から△4五歩 ▲同歩 △同金で、どうでしょう。
鈴木先生の角交換振り飛車 応用編には、▲4六歩打つとありますが、わざわざ取られる歩を打つでしょうか? 振り飛車良しの局面に誘導されている気がします。

仮に打つと、△同金 ▲同銀 △同飛 と動いて振り飛車確かに良し。▲4七歩なら、下がって振り飛車気分良し? ▲4八飛とぶつけには、一度叩くのが好手で、金を上ずらせて、△2六飛とできれば、振り飛車良しです。

後手の桂馬も香車も浮いていますし、少し動いたら角打ちがある。
実際には気を使う局面だと思います。


▲3六歩


これも実戦で多い指し方です。▲3七銀や▲3七桂で、上部に厚い後手に対応した手といえます。

後手の応手は、△8八角打ちから飛車のコビンを狙います。攻めが続けば、低い構えにマッチした角になります。
右のフラッシュは最高に旨い手順です。

やはり△4五金から、攻めて行きます。
対応を間違えてもらうと、すぐに良くなりそうです。


激指に教えてもらいましたが、28手目、▲3七桂いいですね。

これ攻められないんじゃないかなぁ。鈴木先生の本には、書いてませんでしたが…
△4五金には飛車上がって、継続手がない気がする。一度金を逃げる羽目になりますし。△3五歩には、取らずに囲えば、十分いいと思う。


居飛車は右側放置して、穴熊に行けるし、△6四歩を突きたいけど角道止まるし、突かないと振り飛車囲い難いし。
あと攻められて、居飛車は手に困ったら、▲7五歩いいですね。これも激指先生の教えです。▲7五歩~▲9五角のコンボは素敵です。


右玉

direct-65kaku-43-75fu-migigyoku.png
羽生森内戦の名人戦の手順を参考にして下さい。

やはりカウンター狙いの戦法と言えます。ただし△5四金があるので、かなり積極的にちょっかい出せます
名人戦でも出ましたが、6筋の位を張り、角を打つと先手は動き難くなります。牽制策として、非常に有効で、自分から局面を動かすこともできます。これはダイレクト向飛車右玉の理想形の一つです。

先手の対応は、左銀を6六まで持って行き金銀交換を狙うか、とにかく囲うか、の二つが多いです。

金銀交換をすぐにしてしまうと、振り飛車左辺の動きが鈍化します。とにかく隙がありそうで、ギリギリ無い状態を保っていますので、何かしらのカウンターを用意しておきたい所です。(例えば端とか)

囲ってくる相手には、玉頭戦を狙います。
先手の7筋の歩が切れていることによって、かなり位を張り易い流れと言えます。




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