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△3三角戦法対策、噂の決定版△2二飛~▲7七角

33kaku-ketteiban-1.png

佐藤康光棋王の△3三角戦法対策(段位は当時のもの)。
当時この対策が出た時には、決定版と呼ばれ、△3三角戦法が無くなる危機がありました。

これと言って変化する余地もなく、あの久保八段が一方的に負かされました。

▲7七角の意味は、△4四歩が突けないので、金銀の応援が効かない桂頭を攻めますと。
単純に早繰り銀から、桂馬を歩で取る狙いです。
すでに桂頭は受かっていませんし、代償も特に見当たりません。

実戦例:
2008/10/26 佐藤康光棋王 vs 久保利明八段 先手噂の決定版:後手向飛車
2008/10/13 谷川浩司九段 vs 橋本崇載七段 先手噂の決定版:後手△4四角




棋譜を見て頂ければ、分かると思いますが、見事な破壊力です。

佐藤久保戦の直接的な敗着は38手目の△6三銀ですが、その局面はすでに振り飛車の動き方or待ち方が非常に難しい上、飛車先と持ち角を絡めて、攻めは約束された状態になってます。攻めを呼び込もうとして、そのまま潰されてしまったような印象です。


この決定版に対し、振り飛車側の対策としては四つ。
  • 久保先生のように、耐えてカウンター狙い。
  • △2二飛と廻らない。
  • ハッシーのように、△4四角から動く。
  • △5四角から、一歩取って飛車先逆襲。



△2二飛と廻らない


33kaku-ketteiban-1.png
飛車先は受けなくても一応大丈夫です。
ギリギリまで待機して、相手の出方を見る方針がいいのではないでしょうか。

待機する手は、△4二飛でしょうか。
△3二金~△4三銀~△4一飛のような形で待つ展開に。
△2一飛までいけたら不満ありませんが、すでに手数がかかっているので攻める方針ではない気がします。
他には立石流もあります。
▲7七角が消えたなと思えば、△2二飛として、通常系に戻して幸せです。

しかし、△4二飛は違う変化の急戦を生むことになります。

類似定跡:
△3三角戦法 角交換から△4二飛への超急戦の変化

互角らしいですが、アマレベルだと振り飛車しんどいと思います。




決定版、対策の決定版?△4四角



上記の棋譜で、ハッシーの対策は△4四角でした。△2五桂ポンとの相性もいい、角打ちだと思います(通常、跳ぶ準備段階で飛車引きが必要になる)。

基礎編でも、△4四角で大丈夫とあります。
しかし谷川先生のように、正直角道を止められてどうするんでしょう。谷川先生の差し回しは素敵です。



仮に角道を止めなかった場合

33kaku-ketteiban-2.png


△4四歩~△4三銀を目指していきます。
それは許せないので強襲をかけたいところですが、△3六歩が好手で欲しい一歩が手に入りません。
まずまずです。速攻は効きそうにありません。

それにしても止めた場合どうするんでしょ。



△5四角の筋違い角



ちなみに、鈴木先生の実戦では、△5四角なんてのもあります。

2009/04/09 先崎 学八段 vs 鈴木大介八段 先手噂の決定版:後手ダイレクト四間~△5四角

一歩取って、△2四歩 ▲同歩 △2七歩と飛車先の逆襲を見ています。
これは銀が5七にあるからできることで、根本的な解決にはなっていないですが、どうなんでしょう。



相居飛車にしてしまう



逃げるような意味ですが▲7七角をするには、▲6八玉~▲7八玉と動かす必要があります。
▲7八金~▲7七角はバランスが悪く、この変化ならやれる気がします。

▲6八玉から△4四角の筋で相居飛車にするのが一番安全なような…

参考定跡:
△3三角戦法 角交換後 ▲6八玉~△4四角から相居飛車へ

私の知らないところで、いい対策があることを期待しています。

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