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後手番4手目33角戦法 ID:tke19W2G氏 レス番234-236の神解説 2009/01/28

2ch 将棋・チェス板 該当スレへのリンク→後手番4手目33角戦法

234 名前:神解説1/3[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 02:15:24 ID:XDQkSqpx
18 名前:名無し名人[] 投稿日:2009/01/28(水) 21:04:19 ID:tke19W2G



偉そうに書いて誠に申し訳ありませんが、需要があるかはわかりませんが「△3三角戦法の基礎知識」を少し。

33kaku.png
△3三角戦法は今期棋聖戦第二局▲佐藤ー△羽生以来のタイトル戦登場だと思います。、この戦法は簡単に言うと
・角道を通しているので主導権が握りやすく、また先手の居飛車穴熊も牽制している
・左桂と角が捌きやすい
・居飛車、振り飛車どちらにも変化できる柔軟性がある
といったあたりが主張の戦法です。ちなみにこの戦法を一番指されているのは窪田六段です

▲7六歩△3四歩▲2六歩△3三角▲同角△同桂、本譜6手目のこの局面が一つのテーマでどれを選ぶかによって形が随分と違ってきます。
先手からは▲2五歩、▲6八玉、▲7八金が主に指されています。簡単にですがそれぞれを見ていきたいと思います



・▲2五歩
 まず基本の変化なのですが▲2五歩からの飛車先突破が気になりますが、△2二飛で大丈夫です。
以下▲6五角の両成りが受からないように思えますが、△4五桂▲4八銀△5五角で先手の香車が助からずこれは後手が良いです。
これはよく出る後手の狙い筋です。

 では▲2五歩は無いのか、と言えばそうではなく▲2五歩△2二飛と振り飛車に決めさせてから▲6八玉としたり、
また最近では▲2五歩△2二飛に▲9六歩!という手が流行しています。
不思議な端歩なのですが△9四歩と受ければ今度は▲6五角が成立します
(△4五桂▲4八銀△5五角の筋に▲9七香を用意しています、丸山ワクチンにおける佐藤新手の応用です)
なので後手は△9四歩とは受けられないので、端の位を取らせてその2手分で駒組勝ちを目指すか、穴熊に組んで位の圧力を緩和する指し方を
目指します。後者の代表は今期棋王戦『▲羽生ー△久保戦』で後手の久保八段が勝ち、そのままの勢いで挑戦者にまで登りつめました


235 名前:神解説2/3[] 投稿日:2009/01/31(土) 02:15:49 ID:XDQkSqpx


・▲6八玉
▲2五歩を決めずに▲6八玉も良くある手で△2二飛には▲6五角が成立します。
以下△4五桂▲4八銀△5五角には▲7七桂で大丈夫。なので後手は振り飛車にするなら手損ですが△4二飛と途中下車をしてから
機を見て△2二飛とする必要があります、これが▲6八玉の狙いです。最近▲6八玉が良く指されているのは、


初手から
▲7六歩△3四歩▲2六歩△3三角▲同角成△同桂▲6八玉
△4二飛▲7八玉△6二玉▲2五歩△7二玉▲4八銀△2二飛▲7七角

という手法が佐藤棋王によって編み出されたからです(今期王将戦リーグ▲佐藤ー△久保戦において)
NHK杯戦の『▲谷川ー△橋本戦』もこの形だったのでご記憶の方も多いかと思います。
△2二飛の瞬間▲7七角が上手い手で、狙いは▲3六歩~▲3七銀~▲4六銀からの桂頭攻めです。この時に後手から△4四歩~△4三銀の守りが利かないのが▲7七角の効果です。

一時期は「決定版」とまで言われましたが、後手にも中々△2二飛としないといった対策もありこれからと言ったところだと思います。


他にも後手の対策としては▲6八玉の瞬間に△4四角と言う手があります。
先手に▲7七角か▲6六角と受けさせてそこで居飛車に戻すのが後手の上手い指し方で▲6八玉に対して有力視されています。

例えば▲7七角には△同角成▲同桂で桂頭を狙う
▲6六角には△3二金~△2二銀とする。先手が▲4四角と取れば△同歩は手得となります
おそらくこの変化を警戒されて羽生四冠は▲7八金を選ばれたのかと思います。


236 名前:神解説3/3[] 投稿日:2009/01/31(土) 02:16:13 ID:XDQkSqpx

・▲7八金
これも有力な手です。意味は△2二飛ならやはり▲6五角で△4五桂▲4八銀△5五角に今度は▲8八銀を用意しています
ですから後手は△4二飛の途中下車か△3二金から居飛車、あるいは立石流を目指す将棋になります。
先手の囲いは本譜のように▲7七玉~▲8八玉として穴熊にする。▲6八銀~▲6九玉から矢倉にするのが主なので▲7八金の形自体はそれほど気になりません

ただ後手から△2五桂のとび蹴りから早く動いてくる手や穴熊に組んでも角を手持ちの関係上バランスがとりにくいのが難しいところです
といっても穴熊は穴熊ですのでなんだかんだと勝率がよかったりします。(局数自体少ないのですが)
最近▲7八金は確かに少なくなっていますが、流行の問題かと思います

今期棋聖戦第2局や今期王座戦挑戦者決定戦▲木村―谷川戦女流王位戦第2局など重要な所でこの▲7八金は現れています

長すぎる上に読み辛い事と思いますが、明日の9時までの暇つぶしにとご笑納いただければなと思います

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