この戦法には主に5つ(+1)の戦型があります。鈴木大介八段の名著
「角交換振り飛車 基礎編」
の名称で進めます。
角交換振り飛車は5(+1)の入り口(序盤)があり、急戦がなければ、1~2個の出口(中盤)に行き着きます。序盤は違っても局面が煮詰ると、同一局面になる場合があるということです。
つまり
攻め筋は大体似てきます。一つ覚えれば他の形でも応用できるということです。
入り口の違いを理解して頂きたいです。
5(+1)の入り口局面図
5(+1)のプラス1の
理由は、スピード角交換戦法において、
ダイレクト向飛車と二手損四間飛車は一応別戦法として区別されています。
その二つは最終的に向飛車から同じ理想図を目指します。
角交換振り飛車 中盤の理想系
図のように六つの入り口がありますが、中盤は
大体2つが理想系として考えられています。
振り飛車からの攻め筋もあり、この形にして十分だと思っている振り飛車党はたくさん居ると思います。
他にも
立石流やレグスペのような振り飛車穴熊に移行することもできます。