  まぁ何となく分かってたけど、良い本ではないかもん。 局面が限定され過ぎています。 目次に繰り返し出ている基本図は右の図でした。 この局面はプロや24高段では流行ってますが、私の居る低段クラスではまぁ少ないです。 級の時代を含めて検索しても、まぁ少ない。 直近三年で検索すると200局ほど出てきました。 これは比較的多い数字ですが、ほとんどプロや高段の対局です。 管理人がゴキゲンを主力にしていた時期とかぶっているにも関わらず、この数字は圧倒的に少ないと思います。 この戦法を使う居飛車党は超強い人に限られているのに、内容は24中級向けという感じです。 飯島流使いはこう指しますが、飯島流対策っぽいのは第一章第6節のみ。 超期待していた「やまびこ飛車」についてですが、島ノートの方が詳しいです。 正直第一章急戦関係は、ほとんど読む気が起きません。 升田式向飛車に興味がある方は、見てみるといいかもしれません。 否定的な意見が多いですが、持久戦の第二章はなかなかいいです。 ここはかなり読み込もうと思っています。 角交換振り飛車でも発生する可能性があり楽しみです。 あともう一つ期待していた角交換型ですが、たった12ページ。 残念で仕方ありません。 全222ページ中 第一章96ページ 第二章74ページ 実戦譜38ページ 定跡マニアには素敵なボリュームです。 振り飛車党の個人的な評価だと百点満点評価で28点くらいかな。(島ノートは100点評価) ただし居飛車党が読むと、これは良著かもしれません。 最近ゴキゲン相手の相振りに対して決定打がなかったので、この戦法を使ってみようかと思っています。 そう考えると45点くらいかなw 目次 序 章 先手向かい飛車の基礎知識
第1章 急戦編 第1節 基本図から△6二銀 第2節 基本図から△4二玉 第 3節 基本図から△5二金右 第4節 基本図から△3四歩―1▲6八銀 第5節 基本図から△3四歩―2やまびこ飛車 第6節 基本図から△3二銀
第2章 持久戦編 第1節 角道封鎖 第2節 端歩交換 第3節 急戦志向 第4節 緩急自在 第5節 角交換型
第 3章 実戦編 自陣飛車を撃破 対村山慈明五段戦(角道を止めた居飛車に向飛車急戦) 追撃をかわす 対中村 修九段戦(角道を止めた居飛車に向飛車急戦) 突然の逆転 対行方尚史八段戦(升田式向飛車)
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高崎一生の最強向かい飛車 これは… ゴキゲン風角交換向飛車の本かなぁ? やまびこ飛車とかあるし。 楽しみです。 近い将来にゴキゲン風角交換振り飛車の定跡を書こうと思ってたので、この本を読んでからにしたいと思います。 とりあえず、注文しました。 棋譜解説が三つありますが、行方戦しか棋譜持ってませんでした。その棋譜は升田式向飛車です。 升田式向飛車の定跡本は 島ノートを除けば、初じゃないでしょうか。 大内先生の 必勝向かい飛車は持っていますが、小倉先生の 小倉流 向かい飛車の極意は持ってないんですよねぇ。 将棋倶楽部24は2002年からやってますが、その頃は矢倉党でしたし。 全く興味が無かった頃ですしねぇ。 今更少し古い中古本を買うのは躊躇します。  目次の基本図はこれかなぁ? 飛車先突ききる居飛車党って極端に少ないんだよなぁ。 似たような序盤を指してますが、まぁ少ないです。 飛車先を決めると振り飛車から急戦を挑める形になるので、それを嫌う人が多いんでしょうか。 かなりマニアックな本に仕上がっていそうな予感はします。棋譜解説少なめですし。 ゴキゲン中飛車使いには、良い本なのかもしれません。 思いっきり自分の研究にはめる戦型に持ち込めそうです。 よくよく考えてみると、角交換振り飛車じゃない気がしてきた。 これはゴキゲンの派生本になるんじゃないか?(;^ω^) ん~でも、角交換振り飛車志向の自分の対局でも、飛車先を決められたら、間違いなく同じ戦型になるか… なるほど、やっぱり私は買うべきなのかw 内容紹介 本書で解説するのは先手番の向かい飛車です。中飛車模様の出だしから、居飛車が5筋の位取りを拒めば最強向かい飛車戦法の出番となります。
急戦編では基本図から後手の指し手について、飛車先逆襲の成否をそれぞれ詳しく述べています。また持久戦編では▲8六歩の仕掛け以外にも、飛車を4筋に転換して居飛車陣に襲い掛かる変化などを紹介しています。
本戦法は角道を止めない振り飛車なので攻撃力は抜群、先手番の利を最大限に生かした作戦です。実戦で試して、ぜひ得意戦法の一つに加えてください。
目次 序 章 先手向かい飛車の基礎知識
第1章 急戦編 第1節 基本図から△6二銀 第2節 基本図から△4二玉 第3節 基本図から△5二金右 第4節 基本図から△3四歩―1▲6八銀 第5節 基本図から△3四歩―2やまびこ飛車 第6節 基本図から△3二銀
第2章 持久戦編 第1節 角道封鎖 第2節 端歩交換 第3節 急戦志向 第4節 緩急自在 第5節 角交換型
第3章 実戦編 自陣飛車を撃破 対村山慈明五段戦 追撃をかわす 対中村 修九段戦 突然の逆転 対行方尚史八段戦(升田式向飛車)
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佐藤康光の力戦振り飛車アマゾンからの送り先を間違えて、実家にしてしまったので、今日用事ついでに帰宅。 やっと読める~ 解説、実戦棋譜とあるけど、全て先手番なのね。 第一章 軽い前書きから、いきなり端歩突き越し形の三枚換え定跡の解説。 マニアック過ぎる~ 次にダイレクト向飛車△4五角の解説 ▲7七角戦法の軽い解説。 第二章 ▲7七角戦法からの穴熊解説 あれ? 何か定跡マニアには足りん… 全ページ数222に対して、定跡解説に裂いてるページが 第一章 44ページ 第二章 22ページ 計 66ページ だと…? 足りないよ、セニョリータ ▲7七角戦法なんて、すっごく対策あるのに、22ページでいいんですか~~ 実戦譜の戦型を目次に追加ちなみに実戦棋譜は全て佐藤先生の先番。 第一章 ダイレクト向かい飛車1 対森内俊之名人戦 端歩突き越し、△4五角~囲い合い ダイレクト向かい飛車2 対郷田真隆九段戦 端歩突き越し、△3五金~右玉にもならず、玉頭戦 8筋交換対▲6八飛型 対中原 誠永世十段戦 端歩突き越し、三枚換え定跡っぽいが▲6八飛 一旦停車型向かい飛車 対郷田真隆九段戦 端歩突き越し二手損四間飛車 1筋位取り四間飛車 対三浦弘行八段戦 端歩突き越しダイレクト四間飛車
第二章 力戦向かい飛車穴熊1 対日浦市郎七段戦 ▲7七角戦法+振り穴熊 力戦向かい飛車穴熊2 対阿部隆八段戦 ▲7七角戦法+振り穴熊 力戦向かい飛車穴熊3 対羽生善治王将戦 ▲7七角戦法+振り穴熊
以上 ぱらぱらした感じの、第一印象でした。 定跡本と言うには、物足りないですが、実戦編を読み込むのに必要な知識を補うには程好いと考えたのでしょう。 実戦棋譜面白いので、ちゃんと読もうと思います。 端歩突き越し形で、難解で有名な三枚換えは、鈴木先生の本とは違う変化も乗っているので、嬉しいですな。
良著です。窪田先生の △3三角戦法に特化した 本です。 振り飛車苦労する変化もあり、納得の内容です。基本的な変化である▲6五角から、角を交換しない変化、独自の石田流っぽい変化など多彩です。 特に角を交換しない変化の五章は、よく読みました。 △3三角戦法には、角交換するのがベストですが、実際、 角交換してくる人は少ないです。 鈴木先生の角交換振り飛車、 基礎編、 応用編と同じ位内容は濃いですが、選択肢が渡り過ぎ、全体的にもう少しと言う感じがあります。 内容紹介 本書は後手番の作戦として注目を浴びている、4手目△3三角戦法を解説した本です。この戦法は相手の出方しだいでいろいろな戦型へと進展可能ですが、本書では振り飛車にする戦いを解説しました。 △3三角戦法の長所は、角道を通しているので居飛車穴熊に組まれにくく、また攻勢が取りやすいことです。自分のペースで戦いたい方にとって、ピッタリの作戦です。詳しい講座と自戦記を載せたので、急所をバッチリ押さえて実戦で試してください。 内容(「BOOK」データベースより) 本書は後手番の作戦として注目を浴びている、4手目後手3三角戦法を解説した本です。この戦法は相手の出方しだいでいろいろな戦型へと進展可能ですが、本書では振り飛車にする戦いを解説しました。後手3三角戦法の長所は、角道を通しているので居飛車穴熊に組まれにくく、また攻勢が取りやすいことです。自分のペースで戦いたい方にとって、ピッタリの作戦です。詳しい講座と自戦記を載せたので、急所をバッチリ押さえて実戦で試してください。
序章4手目△3三角戦法の狙い 第1章角交換型VS向かい飛車 第2章角交換型VS四間飛車 第3章角交換保留型VS中飛車 第4章角交換保留型VS石田流 第5章角交換保留2五歩型VS向かい飛車 第6章実戦編
 最速で注文しました。 定跡本としての出来が気になります。 マニアック解説とかあると非常に嬉しいんですが… 目次を読んで、気になったのは、8筋交換対▲7五角急戦型。 8筋交換って言う事は、先後入れ替えた、居飛車が図の上ってことでしょう。 ▲7五角は無いんじゃないかな~ 唯一考えられるのは、居飛車が角道を開けないで、かつ飛車先を▲2五歩まで突いてて、△33角~△2二飛車型で、振り飛車から、△2四歩 ▲同歩 △同角 ▲2五歩 △3五角って変化のことかなぁ。 実戦で指したことはあるけど、飯島流の途中にかましたくらいですねぇ。 第4章 力戦向かい飛車穴熊 実戦編 力戦向かい飛車穴熊3 対羽生善治王将戦 羽生先生との対局は、角道を止めた向飛車穴熊。2006年の王位戦のことでしょうか。持っている棋譜だと、王将戦で穴熊無いんですよ。 ぁぁ、角道止まってるんですねぇ… 読んで確かめますか。 内容紹介 本書は佐藤康光九段が勝ちに行く戦法を伝えるシリーズの第一弾で、現在注目を浴びている角道を止めない力戦振り飛車がテーマです。 前半の「1筋位取り力戦振り飛車」は先手の利を追求した振り飛車で、早々と端の位を取り、その実利が生きる展開を目指します。後半の「力戦向かい飛車穴熊」は現代的な戦法で、穴熊の堅さを武器に振り飛車からの仕掛けを目指します。いずれの戦法も基本的な狙い筋と序盤からの激しい変化ついては講座編で解説し、いろいろなバリエーションについては実戦編で述べています。
佐藤康光九段の勝利をもぎ取ろうとする強い意志が伝わってくる一冊です。
目次 第1章 1筋位取り力戦振り飛車 講座編
本戦法の狙い 8筋交換対▲7五角急戦型 ダイレクト向かい飛車
第2章 1筋位取り力戦振り飛車 実戦編
ダイレクト向かい飛車1 対森内俊之名人戦 ダイレクト向かい飛車2 対郷田真隆九段戦 8筋交換対▲6八飛型 対中原 誠永世十段戦 一旦停車型向かい飛車 対郷田真隆九段戦 1筋位取り四間飛車 対三浦弘行八段戦
第3章 力戦向かい飛車穴熊 講座編
本戦法の狙い 力戦向かい飛車穴熊対居飛車穴熊 力戦向かい飛車穴熊対居飛車銀冠
第4章 力戦向かい飛車穴熊 実戦編
力戦向かい飛車穴熊1 対日浦市郎七段戦 力戦向かい飛車穴熊2 対阿部隆八段戦 力戦向かい飛車穴熊3 対羽生善治王将戦
参考棋譜8局 佐藤康光著 佐藤康光の力戦振り飛車
鈴木先生の名著です。 この本の存在のお陰で、管理者は角交換振り飛車を主力戦法として使い始めました。 基礎編、 応用編併せて角交換振り飛車の主要戦法を網羅しています。居飛車から超急戦の対策はバッチリ乗っています。基礎編では三つの戦法にスポットを当てています。それぞれの戦法で狙い筋があり、その解説も詳しくあります。 しかし大体振り飛車がよくなる変化が多く、超待機策や飛車先を突いてこなかった場合はどうするのかなど、多少不満の残るボリュームです。 ですが、これらの戦法を指すなら間違いなく良書で、ダイレクト向飛車▲6五角打ちなどの対応策など読むべき価値のあるものだと信じています。 畠山先生の 角交換振り飛車と合わせて、四間飛車党の方にお勧めします。この二冊で角交換型四間飛車の研鑽を深めてるのも良いと。 第一章 7七角戦法 第二章 ダイレクト四間飛車 第三章 スピード角交換戦法 前書きより
- まず、居飛車からの急戦を心配する必要がない。棒銀とか山田定跡は覚える必要がない。
- 押さえるべきポイントが少ない、ひとつの戦型で覚えた筋は他の戦型でも応用できることが多い。
- 振り飛車から攻めることができる。角交換振り飛車は受けの戦法ではなく、攻めの戦法なのだ。これが従来の振り飛車とは一番違う点である。
- 居飛車穴熊対策が完備されている。振り飛車から急戦を見せているので、居飛車は穴熊に囲いづらいし、居飛車穴熊に組ませても、攻め筋がたくさんある。
- 以上のような理由によって、最終的に勝ちやすい。
初版2009/04/25
名著です。角交換振り飛車 基礎編と併せ、全ての角交換振り飛車を解説しています。 端歩を突きこしたダイレクト向飛車の解説は、基礎編スピード角交換戦法と一緒に読むとより知識が深まるはずです。特に難解な 三枚換え定跡や二枚銀急戦に対する素直な意見など素敵過ぎます。 管理者は二枚銀急戦のためにゴキゲン中飛車を辞めたタイプでしたので、勉強になりました。 9局の自戦記が収録されていて、奨励会員から佐藤康、深浦、渡辺、丸山といったトッププロもあり、読み応えがあります。 しかし、振り飛車有利の変化が多いのは、基礎編と変わらず、注意点、狙い筋を覚えるための本なのかもしれません(それで十分なのですが、やはり気になる)。 第1章 端歩突き越し戦法 第2章 ゴキゲン中飛車から角交換振り飛車へ 第3章 角交換振り飛車と実戦 鈴木大介著 角交換振り飛車 応用編 (最強将棋21)
良著です。角交換振り飛車と題した、この本の内容は、基本的に 二手損四間飛車についてです。派生で、ダイレクト四間飛車とレグスペも解説しています。 1章~2章 二手損四間飛車もを主軸に、3章で△3三角戦法に触れています。 角交換振り飛車は最終的に向飛車にし、同じ様な構えになる場合が多く、この本でもその流れを汲んでいます。角交換振り飛車に大切なエッセンスが十分に入っています。 特に振り飛車は美濃囲い、穴熊で、どのように手を作るか、捻り合いで非常に勉強になりました。鈴木先生の基礎編、応用編とは違い、 中盤をより掘り下げている印象です。 序盤解説は明らかに鈴木先生の 本が勝りますが、読んでみて損のない一冊です。 初版2005/07なので、少し古いことを念頭において読んでみて下さい。 第1章 美濃囲いでの戦い 第2章 穴熊囲いでの戦い 第3章 居飛車角交換拒否の戦い
穴熊に特化した角交換振り飛車の本です。東大将棋部で大流行したと噂の「 レグスペ」。プロのタイトル戦でも現れた有力な戦法です。 鈴木、畠山両先生の本でもここまで詳しくは穴熊を解説していません。堅さで押し切る戦法のためか、穴熊から手を作ることに主眼をおいているような気がします。 全体的に読み易く理解しやすい内容です。特化してる分 細かな変化までフォローしているのが有難いところです。 特に手作りの勉強になりました。 2008/03に発売した本です。 序章 角交換振り飛車の狙い 角交換振り飛車穴熊という戦法 第1章 対居飛車穴熊 コラム1 東大将棋部とレグスペ 第2章 対居飛車銀冠 第3章 対居飛車矢倉
将棋界に残る歴史的名著。島ノートは、実際管理者の人生で間違いなく一番読んだ本です。 世界で読まれた本のトップ3は、聖書、コーラン、毛沢東語録ですが、その次は島ノートでしょう。多分。 向かい飛車の章では、鬼殺し向飛車、筋違い角向飛車、中飛車の章では、飛車先を放置する指し方など、角交換振り飛車にも通ずる マニアックな戦型が多数掲載されている。 延べ8年間週刊現代に連載された様々な戦法を書き下ろしている。古くなった戦法の手直し、結論が入れ替わった戦法についても追記されている。 目次 鬼殺し向かい飛車―後手が握る主導権 新・升田流向かい飛車―常識を覆した新手 後手3二金型向かい飛車―居飛車穴熊を阻む 後手3二銀型向かい飛車―軽いさばきの妙味 メリケン向かい飛車―アマが究めた速攻 新・早石田―人気戦法に新研究 新・石田流―天敵を破る改良形 中田功XP―穴熊崩しの新機軸 ゴキゲン中飛車―居飛車の試行錯誤 カメレオン戦法―変幻自在の力戦形〔ほか〕
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